私達は健康診断や自動車免許取得時に視力検査で
「どれだけ遠くの文字が見えるか?」を検査していますが、
どの動物がもっとも視力がいいのでしょうか?
動物でもっとも視力がいいのは鷲(ワシ)、鷹(タカ)と言われています。
人間は視細胞を20万個しか持っていませんが、
鷲や鷹は視細胞を150万個持っており、視力も8.0程度あるのでは
ないかと言われています。では、この8.0という視力がどの程度の
ものなのか早速調べてみました。
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距離 |
字幅 |
5m |
6m |
7m |
8m |
9m |
10m |
15m |
20m |
30m |
40m |
7.5cm |
1.0 |
1.2 |
1.4 |
1.6 |
1.8 |
2.0 |
3.0 |
4.0 |
6.0 |
8.0 |
このように表にしてみるとよく分かりますが、鷲や鷹は7.5cmの字が
40m先から見る事ができます。視力1.0では5m離れた距離でしか
見えないのに40m先からも見ることができるなんて想像を絶する視力です。
次は、30cmの獲物と考えてみましょう。
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距離 |
獲物 |
20m |
24m |
28m |
32m |
36m |
40m |
60m |
80m |
120m |
160m |
30cm |
1.0 |
1.2 |
1.4 |
1.6 |
1.8 |
2.0 |
3.0 |
4.0 |
6.0 |
8.0 |
このようにわずか30cmの獲物を160mもの上空から、細部まではっきりと
その目にとらえる事ができます。
ちなみに人間でも生と死の隣り合わせのケニアのマサイ族等の人達は
視力が6.0もあります。(以前、テレビで視力世界一決定戦が
放送され、マサイ族のジョフリ・ディライさんが視力6.0で優勝しました。) |