私達の体温は平熱で36〜37℃となっている場合が多いですが
その他の動物の体温はどうなっているのでしょうか?
早速、よく知られている動物達の体温を調べてみました。
動物 |
平均体温 |
分類 |
鳩(ハト) |
41.8℃ |
鳥類・恒温動物 |
鶏(ニワトリ) |
41.5℃ |
鳥類・恒温動物 |
スズメ |
41.5℃ |
鳥類・恒温動物 |
うさぎ |
39.5℃ |
哺乳類・恒温動物 |
豚 |
39.0℃ |
哺乳類・恒温動物 |
ヤギ |
39.0℃ |
哺乳類・恒温動物 |
ひつじ |
39.0℃ |
哺乳類・恒温動物 |
牛 |
38.5℃ |
哺乳類・恒温動物 |
犬 |
38.5℃ |
哺乳類・恒温動物 |
猫 |
38.1℃ |
哺乳類・恒温動物 |
ハムスター |
38.0℃ |
哺乳類・恒温動物 |
馬 |
37.7℃ |
哺乳類・恒温動物 |
人 |
36〜37℃ |
哺乳類・恒温動物 |
鯨(クジラ) |
36.5℃ |
哺乳類・恒温動物 |
トカゲ |
外気温と同じ (適正温度:31〜40℃) |
爬虫類・外温(変温)動物 |
ヘビ |
外気温と同じ (適正温度:25〜28℃) |
爬虫類・外温(変温)動物 |
カメ |
外気温と同じ (適正温度:20〜30℃) |
爬虫類・外温(変温)動物 |
カエル |
外気温と同じ (適正温度:20〜27℃) |
両生類・外温(変温)動物 |
マグロ・カジキ |
水温+5℃〜10℃ |
魚類・内温動物 |
魚全般 |
水温+1℃前後 |
魚類・外温(変温)動物 |
動物の体温に関する豆知識
一、鳥類は空を飛ぶと言う激しい運動が必要な為、体温が高いです。
(自動車でいえば、いつでもエンジンが高速回転しているイメージです。)
二、ヘビ・カメ・カエル・トカゲ等は自分で体温を調整できない為、
冬は温かい土の中で冬眠します。(変温動物は気温が低くなると動けなくなります。)
三、マグロやカジキ等は筋肉内の血管である動脈と静脈が近接する
「奇網」という構造により水温より高い体温を保つ事ができます。
恒温動物と外温(変温)動物のメリットデメリット
恒温動物・・・自らの体温を一定に保つ事ができる動物です。
メリット:あらゆる温度環境下においても生活する事ができます。
デメリット:常に基礎代謝を行う必要があり、エネルギー(食物)を
多く必要とします。
変温動物・・・外気の温度に体温が左右される動物です。
自らの体温を一定に保つ事はできません。
メリット:エネルギー(食物)が少なくても生きられます。
デメリット:気温(水温)が下がると体が動かなくなり凍死して
しまいます。その為、冬は温かい土の中で冬眠します。 |