以前に「飛行機は何で空を飛べるのか?(人はなぜ飛べないのか?)」というコラムで
飛行機が空を飛ぶメカニズムを考えてみましたが、
鳥の場合はどうでしょうか? 早速、そのメカニズムを調べてみました。
@大きい翼と軽い体
例えば、1番大きい空を飛べる鳥は「コンドル」ですが
両翼の端から端の長さがおよそ3mもあるにも関わらず、体重は10kg程度しか
ありません。鳥はものすごく軽いんです。
A軽い骨と大きい筋肉
鳥の翼を打ち下ろす胸筋 (大胸筋および小胸筋の総称) は
体重の15〜25%を占め、下ろされた翼を再び持ち上げる役割を
がある烏口上筋と合わせると体重の25〜35%も占めます。
筋肉が全体重の4分の1以上も占めているんです。
B翼の特殊な構造

鳥の翼の先端「初列風切」の部分は前に進む推進力を発生させます。
これは飛行機でいうジェットエンジンの部分を指します。
また、「次列風切」で揚力・上方への風圧を発生させます。
これは飛行機でいう翼の部分を指します。
このような3つの特徴から鳥は空を飛べる事ができます。 |