以前、「音は何でできているか?」というコラムで音は空間の波と振動
で出来ているという話しをしました。
その際に人の可聴域(空間の波を認識できる数値)が12Hz-23kHzという
話しをしましたが、他の動物達はどうなっているのでしょうか?

聴力が優れた動物について
人の可聴域(23,000HZ)を超えた周波数の音を超音波と言います。
超音波を使用する代表的な動物はコウモリです。
コウモリは口から間欠的に超音波の領域の音を発して、
それによってまわりの木の枝や、虫の位置を知ります。虫を捕らえる直前は、
音を発する頻度が高くしています。(目が見えなくても飛べます。)
また、人の可聴域(12Hz)より低い周波数の音を低周音波と言います。
世界一、聴力が優れた動物-ゾウ(離れてても会話できる)は、5Hzという低周音波
で、天敵が身を守る為の会話を行っています。
また、マッコウクジラも深海で低周音波を発して大好物であるダイオウイカ
の位置を知り捕食しています。 |